地平線の向こう側に手を振って

ジャニーズに魅せられジャニーズを愛する地方事務所担の思いと日常

第二の天使が現れた

光一担(茶の間)として雑誌にTVにCDに、と充実していた私のKinKi Kidsファンとしての日々はある日綻びを見せることになる。

きっかけは、一つのTV番組。

それはKinKi Kidsの番組ではない。

V6の番組だ。

ここまで言えばピンとくるだろう。
その番組とは「学校へ行こう
中学生になり思春期真っ只中だった私にドンピシャな番組構成に、私はすぐ夢中になった。

そして私は気付いてしまった。
「剛健」という二人の天使に。

薄々気付いてはいた。けれど気付かないフリをしていた。
剛君の笑顔に、チラリと見える八重歯に、ドキドキしている自分に、気付いてはいけないと無意識にブレーキをかけていた。(と思う)
だが、「学校へ行こう」はそんな私の葛藤を「くだらねぇことで悩んでんじゃねぇよ!!」と投げ飛ばしてくれやがった。←
毎週毎週、画面から溢れてくる剛君の魅力に未熟な私が耐えられるはずもなかった。

私は悩んだ。

光ちゃんのことが好きなはずなのに、どうしてこんなに剛君が気になるのか」
「私は剛君が好きなのか」

今にして思えば非常にくだらない(笑)
しかし恋愛経験など皆無だった中学生の私にとって好きな人が二人いる、ということは大問題だった。
恋に恋する年齢だったと言い訳させてください。w

そして私は結論を…出さなかった。
簡潔に言えばジャニーズに興味がなくなったのだ。

時代はV系全盛期。中二病だった私は友人の影響をモロに受けバンギャへとジョブチェンジしてしまった。

私が再び彼らと出会う迄に要した時間は10年。

私は、「彼」と出会う。