地平線の向こう側に手を振って

ジャニーズに魅せられジャニーズを愛する地方事務所担の思いと日常

今は昔

思い起こせば〇〇年前、小学生だった私に衝撃が走った。(年ぼかした意味なくなるね)

KinKi Kidsのデビューだ。

それまでの私はTVを見てもアニメしか見ておらず、芸能人ましてやアイドルに全く興味がない幼少期を過ごしていた。
しかし、たまたま見たMステに映る二人に私の目は釘付けになった。
特に印象に残ったのは「光ちゃん
そう、堂本光一氏である。

私は驚愕した。
アニメの世界の王子様がそこにいたのだから。

立ち姿も、笑顔も、歌もダンスも。
私が憧れた王子様のようだった。
私はご飯を食べるのも忘れ、TV画面を見続けた。
親には叱られた。(だろうな)

「彼らのことをもっと知りたい」
そう思った後の私の行動は早かった。
おこづかいを握りしめ本屋でアイドル雑誌を買い、親に手伝いをするのを条件にCDを買ってもらい毎日聴いた。
彼らの出る番組は逐一チェックし、録画してはテープが擦りきれる程リピートした。

母がミーハーだったこともあり、私に協力的だったおかげで私はジャニヲタとしての人生を歩み始めた。

あの頃の私は光ちゃんが全てだったといっても過言ではない。

しかし、ミーハーの子はやはりミーハーだった。

私は小学生にして浮気に悩むことになる。